ひとこと。このアルバムはカトリックの聖母マリアへの信心から生まれた作品で、信仰を勧めるためのものではありません。宗教的な背景になじみがなくても、遠い土地の人々が一つの物語をどのように語り継いできたのか、その記録として受け取っていただけたら嬉しいです。敬意をこめて。— ラリー・ハンス
お知らせ 5 ·
Larry Hans · Costa Rica
この土曜日、2026年10月3日、ラリー・ハンスの3枚のシングルの配信が、同じ日に始まりました。3枚でひとつの歌です。英語で歌われる「Adiós」、スペイン語で歌われる「Goodbye」、そして二つを同時に、一緒に聴くために作られた「Adiós Goodbye」。左耳にスペイン語、右耳に英語が流れます。
3曲が語るのは、酒場の同じひと晩です。男はボトルに、もう大丈夫だと嘘の誓いを立て、ウェイターにもう一本頼み、隣で飲む客に身の上を語り、ひと組のカップルが立ち上がって踊るのを眺め、明かりが消されるまで店に残ります。その中心にあるのは、説明しなくても通じ合えた二人だけの言葉です。彼女はイエスのつもりでノーと言う人で、その「ノー」が、すべての鍵でした。
題名の交差は意図的なものです。スペイン語版の名は「Goodbye」、英語版の名は「Adiós」で、それぞれがもう一方の言語で別れを告げます。三つ目のバージョンが、その交差をほどきます。ヘッドフォンで聴くと、左耳では「Goodbye」が、右耳では「Adiós」が、どちらもまるごと同時に鳴ります。ストアでの表記は「Adiós Goodbye (Headphone Mix)」です。
左右の耳に別々の言語を置くことは、発明ではありません。ほかのアーティストもすでにしていますし、本人も発明として打ち出してはいません。単に、もうひとつ加わったもの——同じ歌を聴く、三つ目の方法です。ただし、そこには確かな手仕事があります。二つのバージョンを、同時に鳴る2曲ではなくひとつの歌にするために、同じ構成を共有するまで1小節ずつ作り直しました——127小節、同じ入り、同じ締めくくり。そして、二つの言語が同じことを言うところで入ってくるヴァイオリンは、二つのバンドが共有する音だけを弾きます。
本人の言葉
スペイン語の原文からの翻訳。原文は下に掲載します。
この歌たちは、ある冬の午後に書きました。ひとりの女性を愛し、そして別れなければならないとき、私たち男が何度も味わう気持ちを思い出しながら。
これは、女性のことを思って作った音楽体験です。彼女が楽しめるように、そして彼女が感じてしかるべきものを感じられるように。愛されていると感じ、自分との別れはたやすいものではないのだと感じられるように……
スペイン語の原文
Las escribí en una tarde de invierno, al recordar lo que sentimos muchas veces los hombres cuando amamos a una mujer y debemos despedirnos.
Es una experiencia musical pensada en la mujer, en su disfrute y en lo que ella merece sentir, al sentirse amada, al sentir que no es fácil despedirse de ella…
この声明のために 2026年10月3日 に収録した本人の発言。
三つのバージョンの長さは同じ7分11秒で、すでに Spotify、Apple Music、Amazon Music、Deezer、Tidal ほか各配信サービスで聴くことができます。それぞれのミュージックビデオは、アーティストのYouTubeチャンネルで公開されています。歌詞の全文は、歌われている言語のまま larryhans.com で読めます。
そして2026年12月5日には、ラリー・ハンスの2枚目のスタジオアルバム『Mi Jesús』が発売されます。
あなたの名前も、どこに住んでいるかも知りません。それでも地図は、あなたがここにいたと告げています。家で、車のなかで、あるいはイヤホンで、どの時間であれこの音楽をかけてくださってありがとう——下に並ぶ旗のひとつひとつが、挨拶に立ち寄ってくれた誰かです。
公式コメント